【通所介護編】利用者に選ばれるための差別化戦略

2025.09.24
通所介護編

はじめに

「近くに同じデイも沢山あるから」「うちのデイは場所が悪いから」「食事が良くない」「新人が多くベテラン職員が集まらないから」「設備が悪い」「接遇が良くない」「特別なプログラムもない」――といった理由ばかりを並べて、利用者が集まらないことの言い訳にしていませんか?

集客の努力をせず、自分たちのデイサービスの特徴や“売り”を明確にすることもせず、ただ愚痴るだけでは、基本に立ち返ることもできません。

デイサービスは既に成長期を終え、成熟期に突入しています。もう成長期の「拡大戦略」ではなく成熟期における「差別化戦略」へと切り替える必要があります。

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伊藤 亜記​ 氏

株式会社ねこの手 代表取締役
短大卒業後、大手出版会社へ入社。祖父母二人の介護と看取りの経験を機に、社会人入学にて福祉の勉強を始める。98年、介護福祉士を取得し、老人保健施設で介護職を経験し、ケアハウスで介護相談員兼施設長代行を務める。 
その後、大手介護関連会社の支店長を経て、介護コンサルタント「株式会社ねこの手」を設立。現在、介護雑誌の監修や本の出筆、連載、セミナー講師、TVコメンテーター、介護事業所の運営・営業サポートなど、精力的に活躍中。最新刊は、『後悔しない。損をしない。人生後半に必要な手続きのすべて』(オレンジページ)で、医療・福祉法人の顧問や大手介護会社のコンサルタントも多数務める。

https://nekonote335.com/