外国人人材の「都市集中」が地方の活力を奪う

2025.12.10

日本の地方経済、特に人手不足が深刻な介護・農業・建設といった分野において、外国人材は今や必要不可欠な労働力となっています。地方の産業と生活基盤を維持するという重大な目的のもとで受け入れが進む中、現実に起きているのは、地方で育成され、即戦力となった外国人材が、より高い賃金や好条件を求めて東京、大阪、愛知といった大都市圏へ大量に流出するという構造的な問題です。

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小濱 道博氏

小濱介護経営事務所 代表
株式会社ベストワン 取締役
一般社団法人医療介護経営研究会(C-SR) 専務理事
C-MAS 介護事業経営研究会 最高顧問

日本全国でBCP、LIFE、実地指導対策などの介護経営コンサルティングを手がける。
介護事業経営セミナーの講師実績は、北海道から沖縄まで全国で年間250件以上。全国の介護保険課、各協会、社会福祉協議会、介護労働安定センター、一般企業等の主催講演会での講師実績は多数。
介護経営の支援実績は全国に多数。