賃金改善以外の支援パッケージ補助金
2026.01.21
今回の経済対策における「介護分野の職員の賃上げ・職場環境改善支援事業」(介護支援パッケージ)では、賃金改善による人材確保と並んで、物価高騰や災害リスクへの即応的な「サービス継続支援」と、中長期的な視点に立った「生産性向上・提供体制の確保」が大きな柱として据えられています。
まず、足元の経営危機に直結する物価高騰対策として、総額510億円規模の「介護事業所・施設のサービス継続に対する支援」が講じられています。この支援は大きく分けて、施設系サービスにおける食材料費への支援と、全サービスを対象とした移動経費・災害対策への支援の2つで構成されています。特に、特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの介護保険施設等においては、定員1人あたり1.8万円を上限とする補助が用意されております。これにより、施設側は自己負担なしで高騰分の一部をカバーすることが可能となり、食事の質の維持と経営の安定化を強力に後押しする内容となっています。
小濱 道博氏
小濱介護経営事務所 代表
株式会社ベストワン 取締役
一般社団法人医療介護経営研究会(C-SR) 専務理事
C-MAS
介護事業経営研究会 最高顧問
日本全国でBCP、LIFE、実地指導対策などの介護経営コンサルティングを手がける。
介護事業経営セミナーの講師実績は、北海道から沖縄まで全国で年間250件以上。全国の介護保険課、各協会、社会福祉協議会、介護労働安定センター、一般企業等の主催講演会での講師実績は多数。
介護経営の支援実績は全国に多数。