生産性向上事例の分析【第三回】ICTからAIへの軸足の転換
2026.03.18
これまで介護現場のデジタル化といえば、チャットツールを使った連絡のやり取りや、タブレットでの記録入力といったICTの活用が中心でした。ICTは確かに情報の共有をスムーズにし、紙の書類を減らすという点で大きな役割を果たしてきました。
しかし現在、その流れはさらに一歩進み、人工知能であるAIを本格的に業務の頼もしいパートナーとして迎え入れる段階へと急速に変化しています。
ICTが「情報をやり取りする道具」だとすれば、AIは「情報を理解して作業を代わりにやってくれる仲間」だと言えるでしょう。
たとえば、会議やケース会議の議事録作成はこれまで多くの時間を奪う悩みの種でした。会議が終わった後に誰かが記憶を頼りに文章をまとめ、それを確認して配布するまでに数時間から数日かかることも珍しくありませんでした。
小濱 道博氏
小濱介護経営事務所 代表
株式会社ベストワン 取締役
一般社団法人医療介護経営研究会(C-SR) 専務理事
C-MAS
介護事業経営研究会 最高顧問
日本全国でBCP、LIFE、実地指導対策などの介護経営コンサルティングを手がける。
介護事業経営セミナーの講師実績は、北海道から沖縄まで全国で年間250件以上。全国の介護保険課、各協会、社会福祉協議会、介護労働安定センター、一般企業等の主催講演会での講師実績は多数。
介護経営の支援実績は全国に多数。