【第3回】有料老人ホームの新登録制度と「登録施設介護支援」 │ 社会福祉法等の一部を改正する法律
2026.07.22
前回はケアマネジャーの更新制廃止と新たな研修義務について解説しました。第3回は、今改正の中でも制度設計が最も複雑であり、かつ介護事業者への影響が広範に及ぶ、有料老人ホームに係る新たな登録制度と「登録施設介護支援」の創設を取り上げます。この改正は、住まいと介護の関係を根本から問い直す内容を含んでいます。
これまで有料老人ホームは、老人福祉法に基づき都道府県への届出を行うことで設置が認められてきました。しかし届出制は事前の審査を伴わないため、入居者の状態に見合ったサービスが提供されているかどうかの確認が十分に行われにくいという構造的な問題がありました。
特に中重度の要介護者を受け入れている有料老人ホームについては、介護保険施設に準じた管理が求められるにもかかわらず、制度上の位置付けが曖昧なままであったことが長年の課題とされてきました。
小濱 道博氏
小濱介護経営事務所 代表
株式会社ベストワン 取締役
一般社団法人医療介護経営研究会(C-SR) 専務理事
C-MAS
介護事業経営研究会 最高顧問
日本全国でBCP、LIFE、実地指導対策などの介護経営コンサルティングを手がける。
介護事業経営セミナーの講師実績は、北海道から沖縄まで全国で年間250件以上。全国の介護保険課、各協会、社会福祉協議会、介護労働安定センター、一般企業等の主催講演会での講師実績は多数。
介護経営の支援実績は全国に多数。