【第4回】「身寄りのない高齢者支援」と地域包括ケアの新段階 │ 社会福祉法等の一部を改正する法律

2026.07.29

3回にわたり介護保険法の主要な改正内容を解説してきました。最終回となる今回は、社会福祉法の改正に焦点を当てます。

特に「身寄りのない高齢者等への支援」の第二種社会福祉事業への位置付けと、地域包括ケアの新たな段階を示す諸制度の創設について、介護事業者の視点からその意味を読み解きます。

今の日本社会では、家族や親族といった従来の支え合いの仕組みが急速に弱まっています。一人暮らしの高齢者が増え、近隣に頼れる家族がいないまま日常生活を送る方の数は年々増加しています。

入院手続きや施設への入居手続き、さらには亡くなった後の葬儀や残された荷物の整理といった死後事務まで、誰にも頼れないまま抱え込んでいる高齢者が確実に存在します。こうした現実に対して、制度はこれまで十分な対応ができていませんでした。

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小濱 道博氏

小濱介護経営事務所 代表
株式会社ベストワン 取締役
一般社団法人医療介護経営研究会(C-SR) 専務理事
C-MAS 介護事業経営研究会 最高顧問

日本全国でBCP、LIFE、実地指導対策などの介護経営コンサルティングを手がける。
介護事業経営セミナーの講師実績は、北海道から沖縄まで全国で年間250件以上。全国の介護保険課、各協会、社会福祉協議会、介護労働安定センター、一般企業等の主催講演会での講師実績は多数。
介護経営の支援実績は全国に多数。