「日本成長戦略2026」が介護事業者に与える影響
2026.08.26
令和8年7月に公表された「日本成長戦略2026」は、日本経済全体の成長を実現するための産業政策をまとめた政策文書です。
介護は独立した戦略分野ではありませんが、AI、人材育成、賃上げ、介護離職対策など、複数の政策分野にまたがる重要な産業として位置付けられました。これまでのように社会保障として介護を考えるだけではなく、日本の成長を支える産業の一つとして捉える視点が示されたことが大きな特徴です。
最も注目されるのは、介護分野が国のAI戦略の重点対象になったことです。介護はAIロボットの導入対象18分野の一つに選ばれたほか、医療・介護・福祉を対象とする「バーティカルAI」の重点領域にも位置付けられました。
今後は、AIロボットの導入だけでなく、介護現場のデータを活用したAIの研究開発、実証、人材育成までを一体的に進める方向性が示されています。
小濱 道博氏
小濱介護経営事務所 代表
株式会社ベストワン 取締役
一般社団法人医療介護経営研究会(C-SR) 専務理事
C-MAS
介護事業経営研究会 最高顧問
日本全国でBCP、LIFE、実地指導対策などの介護経営コンサルティングを手がける。
介護事業経営セミナーの講師実績は、北海道から沖縄まで全国で年間250件以上。全国の介護保険課、各協会、社会福祉協議会、介護労働安定センター、一般企業等の主催講演会での講師実績は多数。
介護経営の支援実績は全国に多数。