第9回:「申し送りがすれ違う理由」伝えたつもり・聞いたつもりを防ぐ「共通言語」の習慣
2025.10.08
はじめに
「申し送りしたのですが...」
「え、それって、そんなに重要なことだったの?」
このような「すれ違い」は、医療・介護現場では日常茶飯事です。
でも、申し送りとは、本来「次のケアを安全に、スムーズにつなぐための大事なバトンパス」です。伝わらなければ、意味がありません。
今回は、なぜ申し送りがズレるのか?
どうすれば、チームで「伝わる」申し送りができるのか?
介護現場でよくあるリアルな事例をもとに、看護師の視点からお伝えします。
眞鍋 哲子 氏
看護と介護の想いを繋ぐ会社(株)ONMUSUBI代表取締役
福岡県北九州市出身
看護師として外科、整形外科、内科、精神科などを経験し、その後高齢者施設の看護師として23年間勤務。
生活の中の看護を追求し、チームケアを大切に現場での実践に取り組む。
現在は、全国で施設看護師や介護職、福祉関係職に向けたコンサルテーション、セミナー、執筆活動等を精力的に行っている。