第10回:「記録は伝わるための道具」情報ツールを使用することで「近くなる」多職種連携

2025.10.22

はじめに

眞鍋自身が特養の介護現場で経験したこと。
多職種連携は、情報共有をICTツールで行うことで加速しました!!

「ツールを導入したら、多職種が身近に感じられるようになった」

「すぐ相談できて安心感が増した」

「必要な情報を、必要なときに、迷わず伝えられるようになった」

現場から、そんな声を耳にすることが増えました。

記録は、もはや「残す」だけのものではありません。
「誰に届いたのかわからない」「申し送り後の経過が見えない」そんな不安を解消し、「伝わる記録」と「つながる連携」に変えていくことが求められています。

看護師・介護職・相談員・リハ職・ケアマネ・栄養士が、それぞれ必要なときに必要な情報を受け取り、迷わず動ける状態を作る。
そのためにICTや見守り機器は、今や欠かせない「チームの道具」になっています。

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眞鍋 哲子 ​ 氏

看護と介護の想いを繋ぐ会社(株)ONMUSUBI代表取締役
福岡県北九州市出身

看護師として外科、整形外科、内科、精神科などを経験し、その後高齢者施設の看護師として23年間勤務。
生活の中の看護を追求し、チームケアを大切に現場での実践に取り組む。
現在は、全国で施設看護師や介護職、福祉関係職に向けたコンサルテーション、セミナー、執筆活動等を精力的に行っている。