第12回:「チーム力で支えるケアと組織づくり」~理念を実現するのは、現場の一歩一歩~
2025.11.26
命を守り、支え、見送る仕事
介護や医療の現場に立つ私たちは、誰かの命にふれる毎日を過ごしています。
その命は、病気の人のものだけではありません。
人生の終盤を迎えた高齢者の時間、最期を支えるご家族の想い、一緒に働く職員の気持ち、どれもかけがえのない命の一部です。
この仕事は、決して楽ではありません。
でも、誰かの役に立てる実感、「あなたでよかった」と言われる瞬間に、心が満たされるのもまた事実です。
眞鍋 哲子 氏
看護と介護の想いを繋ぐ会社(株)ONMUSUBI代表取締役
福岡県北九州市出身
看護師として外科、整形外科、内科、精神科などを経験し、その後高齢者施設の看護師として23年間勤務。
生活の中の看護を追求し、チームケアを大切に現場での実践に取り組む。
現在は、全国で施設看護師や介護職、福祉関係職に向けたコンサルテーション、セミナー、執筆活動等を精力的に行っている。