介護福祉士試験にパート合格制度が導入

2025.01.31

令和6年9月24日に「介護福祉国家試験パート合格の導入に関する検討会」における最終報告書がまとめられました。その中で、令和8年1月の第38回介護福祉士国家試験から、パート合格制度を導入すべきであるとの方針が示されました。

介護福祉士試験は、13項目の試験科目があるわけですが、その13科目を3つのパートに分類し、パートごとの合格制度へと移行することになります。つまり、これまでは、合格点数に達していなければ、翌年以降全ての科目の勉強を行い、改めて全ての科目の試験を受け合格点に達しなければなりません。パート合格制度が導入されれば、例えば、第1パートと第2パートは合格点に達し、第3パートが合格点に達しなかった場合には、翌年以降は、残る第3パートのみの試験で合格点に達すれば合格となります。

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斉藤 正行氏

一般社団法人全国介護事業者連盟 理事長

現場主導による制度改革の実現に向けて介護及び障害福祉事業者による大同団結を目指す横断型(法人種別・サービス種別)の事業者団体

http://kaiziren.or.jp/