令和9年度介護報酬改定における科学的介護情報システム(LIFE)のゆくえ

2026.03.19

科学的介護情報システム(LIFE)は、全国の事業所より要介護高齢者の基礎情報とともにADL、口腔機能、栄養状態、認知機能について評価スケールに基づく定量的データをビッグデータに収集し、分析し、分析結果を事業所にフィードバックし、事業所はそのフィードバックデータを参考に、科学的な根拠に基づく、自立支援・重度化防止に資するサービス提供を行う仕組みであります。

令和3年度介護報酬改定より本格導入され、施設や居住系サービス、通所系サービス、多機能サービス等に各種の加算が創設されました。鳴り物入りでスタートし、いずれは介護保険制度の根幹をなす仕組みとなるとも目されており、介護業界にとっては大注目の仕組みです。

しかしながら、事業所や職員のデータ入力の手間の問題などから、十分に現場へ浸透しているとは言い難い状況にあります。結果として本格導入から3年後の令和6年度介護報酬改定においては、LIFEに関する見直し項目は極めて限定的な対応にとどまる形となりました。

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斉藤 正行氏

一般社団法人全国介護事業者連盟 理事長

現場主導による制度改革の実現に向けて介護及び障害福祉事業者による大同団結を目指す横断型(法人種別・サービス種別)の事業者団体

http://kaiziren.or.jp/