第2回 関わり方がスタッフの“やる気”を引き出す

2025.12.15

はじめに

スタッフの“やる気”は、個人の性格だけでなく、日々どのように声をかけられ、どんなまなざしで見守られているかといった、人との関わり方によって大きく左右されます。やる気は偶然に生まれるものではなく、関係性の中で自然と引き出される“仕組み”を持っています。

今回は、スタッフが前向きに働ける関わり方のポイントをテーマに、その理解を深める手がかりとして「ホーソン実験」を取り上げ、明日から使える実践のヒントを探っていきます。

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次回更新は1月19日(月)

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​山口 宰 氏

社会福祉法人光朔会オリンピア 常務理事

1979年神戸市生まれ。大阪大学人間科学部卒業後、スウェーデンで高齢者・障害者福祉を学ぶ。大阪大学大学院博士後期課程修了、博士(人間科学)。24歳で全国的に前例のない高齢者総合福祉施設を開設し、常務理事として法人を年商19億円規模へ成長させる。神戸国際大学准教授、大阪大学大学院特任准教授を歴任。大学での教育・研究のほか、経営戦略や人材育成のコンサルティングに携わり、国内外での講演・研修は年間50回に及ぶ。