第3回 なぜ「不満はないのに、やる気が高まらない」のか
2026.01.19
これまで、スタッフの"やる気"は、給与や制度だけで決まるものではなく、仕事の意味づけや人との関係性の中で育つことを見てきました。やる気は、環境や日々の関わり方によって左右されます。
実際、待遇の見直しや職場の雰囲気づくりに取り組んできた現場も少なくありません。それでも、「大きな不満は出ていないのに、どこか元気がない」「以前ほどの前向きさが感じられない」といった違和感が残ることがあります。
不満がなければ、人は意欲的に働けるのでしょうか。
そこで今回は、「不満がないこと」と「やる気があること」は別の問題だと示した、ハーズバーグの二要因理論を手がかりに考えていきます。
次回更新は2月16日(月)
山口 宰 氏
社会福祉法人光朔会オリンピア 常務理事
1979年神戸市生まれ。大阪大学人間科学部卒業後、スウェーデンで高齢者・障害者福祉を学ぶ。大阪大学大学院博士後期課程修了、博士(人間科学)。24歳で全国的に前例のない高齢者総合福祉施設を開設し、常務理事として法人を年商19億円規模へ成長させる。神戸国際大学准教授、大阪大学大学院特任准教授を歴任。大学での教育・研究のほか、経営戦略や人材育成のコンサルティングに携わり、国内外での講演・研修は年間50回に及ぶ。