期限は7月30日。この日までに必ず終わらせる必要がある。

LIFE（科学的介護情報システム）の新システムへの移行をめぐり、厚生労働省は12日、全国の事業所・施設に移行作業を済ませるよう呼びかける通知を出した。介護保険最新情報のVol.1291で関係者に広く周知している。

旧システムを利用していた事業所・施設が対象。新システムが本格稼働に至る8月以降、旧システムはサービス終了で使えなくなってしまう。このため、現場は今月中の移行作業が不可欠。7月31日はメンテナンス日でシステムが止まるため、7月30日までに必ず終える必要がある。

LIFEの新システムへの移行は、使いやすさの向上や機能の改善などが目的。厚労省は先月にも、移行作業の早期実施を事業所・施設に促す通知を出していた。

今回の通知では、「7月30日までに必ず移行作業を」と重ねて要請。やむを得ず完了できない場合も、「旧システムからのバックアップファイルの取得だけは必ず7月30日までに」と求めた。

移行作業の手順は「LIFE移行ガイド」で確認できる。今回の通知には、移行の仕方や問い合わせ先なども分かりやすくまとめたリーフレットが含まれている。

提供元：介護ニュースJoint