有料老人ホームの入居時費用が高騰 東京は相場1千万円超 関西でも軒並み上昇

2026.09.10

老人ホーム検索サイト「LIFULL介護」を運営するライフルシニアが、有料老人ホームの費用相場の変動に関する調査結果を新たに公表した

それによると、首都圏や関西圏で入居に必要な費用が高騰している。

入居時費用の東京都の相場(中央値)は、比較可能なデータで最も古い8年前と比べておよそ300万円上昇。足元で1000万円の大台を超え、1001万円に達したと報告されている。

費用の高騰は東京だけにとどまらない。他のエリアの入居時費用をみると、8年前との比較で神奈川県が13.7%増、千葉県が11.1%増となっている。

関西圏の上昇率はさらに高く、大阪府が267.7%増と急騰しているほか、京都府も41.2%増と大幅に上がっている。

月額費用の上昇も顕著で、軒並み13%から40%超の値上がりが確認された。奈良県で40%超、京都府と大阪府で30%超の大幅な上昇を記録。最も高い東京都は14.7%増で、30万円に迫る29万7820円となっている。

この調査は、関東・関西の主要都府県を対象として、各年1月時点の「LIFULL介護」の掲載データを集計したもの。介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホームの「入居時費用あり」の料金プランについて、中央値を算出して相場としている。

相場が上がっている要因は多岐にわたる。

「LIFULL介護」によると、地価や建築費の高騰に加え、介護職員や事務・清掃スタッフなどの人件費、食材費、光熱費といった幅広い運営コストの上昇が背景にある。このほか、高価格帯ホームの新設が増えていることなども影響しているという。

提供元:介護ニュースJoint